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日進市 赤池駅から通いやすい歯医者 赤池ファミリー歯科の院長の杉本 賢司です。

以前に一部ニュースなどで取り上げられることがありましたが、

当院の実績も踏まえつつ、マウスピース矯正について、お話していきたいと思います。

 

ご存知の方も多いかと思いますが、マウスピース矯正といっても非常に多くの種類が存在します。

当院でもマウスピース矯正はおこなっていますが、しっかりとした明確な理由がありアライン社の「インビザライン」を導入しています。

インビザライン自体は、矯正治療をされていない方でも名前を知っているほど、知名度は高いと思います。

この文章をお読み頂いている方で、周囲に矯正治療の経験者の方がいたり、知識を持たれている方もいらっしゃると思います。

そういった方は、以下のような疑問や不安を持たれると思います。

 

・最近のニュースでインビザラインは治療トラブルになりやすいと聞いた事がある!

・周囲で最近インビザラインをやっているけど、あんまり改善されなくて困っていると聞いた!

・マウスピース矯正よりも、絶対ブラケット矯正のほうが断然効果あるでしょ!

 

これらについても、解消できるようにお話をしていこうかと思います。

 

 

1.まずは、知っておきたいインビザラインの特徴とは?

 

世の中には、マウスピース矯正と呼ばれる治療が非常に多くあります。

では、インビザラインは他とどう違うのか?特徴やメリットについてお伝えしていきます。

 

 

大きくいうと以下の8つがインビザラインのお伝えしたいポイントです。

ポイント① 口をあけても目立たない透明なマウスピースを装着するため、従来のワイヤー矯正よりも口元が気にならない。

ポイント② 針金をつかった矯正治療とは違って装置が取り外せるため、

治療前と同様に、歯ブラシなどで自宅ケアが問題なくできる。

そのため、隙間に汚れがたまるなどのリスクも減らすことができ、虫歯予防ができる。

 

ポイント③ 痛みが出にくいのが大きな特徴。理由は急激に動かすのではなく、マウスピースをその都度、

動いてきた状況によって取り替えながら進めていく為、1回で動かす幅が小さく、負担が少ないため。

 

ポイント④ マウスピース矯正の場合、ワイヤーのようにデコボコとした感じがなく、口の中で違和感をおぼえにくい。

 

ポイント⑤ まず金属アレルギーになる可能性がない。理由は当たり前だが、金属を全く使用しないため。

 

ポイント⑥ インビザラインについては、ワイヤーの矯正と比較すると通院頻度は下がる。

 

ポイント⑦ マウスピースの場合は、口腔内に違和感がでにくい為、口内炎リスクもさげることができる。

 

 

2.あわせて知って欲しい!なぜインビザラインで適切な治療が行えるのか

最近ではマウスピース矯正については、矯正ブームと呼ばれるほど注目を集めています。

冒頭でもお話しましたが、色々な経験をふまえ、私の経験上ではインビザラインは数ある

マウスピース矯正治療の中でも効果の高い治療の1つだと思います。

 

一概には言えませんが、症例によってあまりワイヤー矯正との効果の違いがない場合もあります。

この高い効果をだせる要因はアタッチメントとよばれる装置の影響が非常に大きいです。

 

これこそインビザラインの特徴でもありますが、毎回マウスピースをつける前に、

患者様1人1人にあわせて設計されたアタッチメントを装着していきます。

アタッチメントとは、歯の表面に対して決められた位置にデコボコした突起物で、

これがマウスピースをつけた際に歯とマウスピースの間にはいり、

歯を動かすための力をしっかりと伝える役割を果たします。

マウスピース、アタッチメントいずれも白色もしくは透明な素材で出来ているため、

目立たずに使用することが可能です。

 

このアタッチメントがあることで、マウスピースを使い、あらゆる方向から力をかけることができ、色々な症例に対応できるのです。

また、無理のなく無駄なく力を加えることができるので、痛みの出にくい矯正治療が可能になります。

 

 

もう1つインビザラインの大きな特徴があります。

それは、抜歯をしない矯正治療が得意であるという点です。

よく矯正治療をする際には、抜歯をしてスペースをあけないと

難しいというイメージを持たれている方も少なくないのではないでしょうか?

 

当然ですが、抜歯をしないと矯正ができないケースはもちろんあります。

ただ、インビザラインの場合は、これまで難しかった奥歯を動かすことができるという強みがあります。

これによって、適用できる症例については抜歯をしなくてもすむようになっています。

 

 

3.インビザラインの治療について効果が体感できるのはいつ頃からか?

 

矯正治療はだいたい2から3年の治療期間が必要になります。

非常に期間が長いため、効果が体感できるのは一定期間必要なため、

患者さんにとってはインビザラインの治療をうけていても歯が動いた実感をうけるまでは不安になりやすいのではないでしょうか。

では、インビザラインの効果はどの程度で実感できるようになるのでしょうか?

 

インビザラインでつかうマウスピースはアライナーと呼ばれ、1枚ずつ交換しながら少しずつ歯を動かしていきます。

このアライナー1枚使うごとに設計上は0.25mmほど動かしていくようになっています。

1ヶ月で使うアライナーの数はだいたい4枚です。

そうすると、単純計算では、1ヶ月で0.25mm✕4枚のため、1mm動くことになります。

当然、色々なケースもあり、シュミレーションよりも時間がかかるケースもあります。

ただ、アライナーの使用される枚数が多ければ多いだけ歯の動く幅は大きくなります。

 

ただ、例外もあります。例えば噛み合わせがズレているケースについては、

前歯よりも見えない奥歯の方の調整が優先されるため、

矯正治療としては進んでいても見た目上はあまりわかりません。

 

ご自身がもしインビザラインや他のマウスピース矯正を受けていて、

効果に不安を感じられていましたら、担当されているDrに確認されてみて下さい。

歯が動いた実感が得られるのは、個人ごとのお口の状況により様々な為、

定期的なチェックの中で、しっかり担当Drと確認しながら進めていけるとよいかと思います。

 

 

4.インビザラインは万能ではないので、歯が動かないケースもあります。

 

インビザラインにはメリットもありますが、当然リスクもあります。

 

ここでお伝えするリスクとは、インビザラインで効果のでないケースについてです。

当たり前ですが、インビザラインでも治らないケースもあります。

 

 

治らないケース① 患者様がアライナーの装着ルールを遵守できない

 

インビザラインだけではなく、マウスピース矯正全般にいえることですが、患者様自身で取り外しが簡単に出来ます。

実は、これがマウスピース矯正の弱いところでもあります。

インビザラインで歯を動かすためには、一定の装着時間を必ず守ってもらう必要があります。

それが、1日20時間以上になるので、食事や歯磨き以外は基本的には外さないようにしてもらうイメージになります。

これが守れない場合には、歯を動かすための負荷がかけられなくなってしまうため、当然効果はでません。

どうしても慣れないはじめの間が習慣化できないケースも少なくありませんが、必ずここは守って頂く必要があります。

 

 

治らないケース② そもそものインビザラインの設計(クリンチェック)が適切ではない

担当の歯科医師がおこなうインビザラインの設計をクリンチェックといいます。

患者様へおこなう精密検査の結果や各種データをもとに、患者様ごとにオーダ-メイドで設計はおこなっていきますが、

前提としてクリンチェックが適切でなかった場合は治ることはありません。

クリンチェックはパソコン上で実施されますが、自動的に出てくるものではありません。

かならず、担当の歯科医師の知識やこれまでの経験則も反映されていく為、

あまり知識・経験の浅い歯科医師がおこなってしまうと、不適切なものになってしまいます。

インビザラインの効果も担当される歯科医師によって大きく左右されてしまいます。

 

 

治らないケース③ 医院が指定するゴムが適切に使われていない

こちらも患者様でのセルフ管理の部分にはなりますが、インビザラインでは、

場合により治療の中で、ゴム使用をお願いするケースもあります。ゴムには指定されたものがある為、

必ず指定のものを指示どおりに活用頂く必要があります。

これも適切に活用されないケースとしては、出っ歯が改善されないなどがあります。

 

インビザラインの治療費用は、時間も労力もかかる為、安価なものではありません。

しっかりと想定した治療効果を出すには、歯科医師として取り組ませて頂く部分のほかに、

 

治療をうけて頂くご本院の努力やモチベーションも非常に重要です。安くない投資をしっかりと納得のいく成果に結びつけるため、

これらを認識いただいた上で、選択頂くことを推奨しています。

 

参考までに、当院のインビザラインの治療費用については、下記より確認下さい。

【参考情報】インビザラインの費用について

 

 

最後に

 

いかがでしたでしょうか。インビザラインは総合的には非常に優れた矯正治療だと思います。

また、見た目が目立たないことや歯ブラシ・食事をする際に支障がないこと、

痛みがでづらいこともメリットに挙げられると思います。

今後の矯正治療でもマウスピース矯正のニーズはさらに広がっていくと思います。

しかし、矯正治療の効果をだすには、従来のワイヤーをつかった矯正治療と違い、患者様でしっかり自己管理できるかがポイントになります。

これが適切にされていない場合は、効果がでることはありません。

一方で、歯科医師側の経験や実績も問われる為、信用できる医院を如何に選べるかもポイントになってくると思います。

 

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

日進市や赤池周辺で歯並びでお悩みでしたら、一度当院までご相談下さい。

 

歯並び相談を無料で受付けております。

ご希望の方は、下記よりエントリー下さい。

【矯正無料相談受付はこちら】

 

赤池ファミリー歯科

インビザライン認定医

杉本 賢司

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